4月20日(火)WBS(ワールドビジネスサテライト)に息子の加藤真平が出演した。
自動運転の心臓ともいうべきAI=オートウエアを世界に無償公開して世界の200社と手を組み、世界に進出していこうとしているベンチャー企業「ティアフォー」の創業者としての出演であった。
過去にもトヨタのEVバスであるE-パレットにオートウエアが採用され、オリンピック村の走行が決まったときにニュースで紹介されたり、運転者無しの自動運転車で県知事と同乗しながら町中を走る姿がテレビに映ったりはしていたが、今回は彼個人とティアフォーが取材された形での出演であった。
そして、番組の最後の映像(写真左)に併せるように解説者は彼を
「若きゲームチャレンジャー」と紹介した。
私はテレビのブラウン管の中で、自動運転を開発する日の丸代表の大役を背負っての未来をる息子が頼もしくも見え、又、今後の彼が経験するであろう苦労を想像すると痛々しくも見えた。
後日、この取材番組が好評だったことから4月29日(火)のモーニングサテライトにての再放送が決まったことを、息子の嫁から聞いた。
早朝6時からの放送予定なので、私はその時間はおそらくまだ夢の中かもしれない。
今となると、彼らが結婚しての数年間、時々こずかいを手渡して「ありがとう!」と言われた頃が懐かしく思い出される。
母としては息子が人として成長し、世の中に役立ってくれるのは嬉しいがその分母親の手からはどんどん遠くへ走り去られるようでひどく寂しくもある。
せめて、彼が身体を壊さずに目的にたどり着けることを神に祈るばかりである。