2018年は私にとって様々な意味において目一杯の年となった。
いい意味に於いては充実し、新たに学ぶことも多く正に生きている気がするとはこんなことかとも思える年だったが、その分身も心も疲れた1年だったようにも思える。
ここ何十年かは暮れの30日になるとお正月の支度のために主人と連れだってデパ地下に買い物に行き、31日には煮染めを料理して母から引き継いだ3重の重箱に私なりに飾り付けしながら蒲鉾や黒豆、数の子、イクラ、伊達巻き、鬼がら空き等々を詰めてお節を用意していた。
・・・が、今年はそうはいかなかった。
研修所所長でもある牧阿佐美先生は私などとは比較にならない程の多忙の中、2019年3月の「エトワールへの道程」で上演予定の新作の振り付けを行う為、暮れ押し迫ってのリハーサルには当然私も立ち会ってアシスタントを務めた。
その他にオーディションを設定する当局と審査を勤めたり、自身のスタジオのクラスレッスンやコンクール出場の生徒達の作品リハーサル等々。
という訳も有り、今年は初めて既製のお節料理を買ってお正月を迎える事にさせてもらい、体力的には楽をしたにも関わらず今日の朝にはクシャミ、鼻水、寒気を伴い発熱をした。
・・・一時も油断しないように努めて気を付けていたのに・・・
後悔しながらお正月を迎えるのは私としては悔しい限りであるが、それでも正月を迎える心は準備万端整いつつある。
本年も皆様には公私ともにお世話になり有り難うございました。
来たる2019年が皆様にとりまして幸多き年をなりますようお祈り申し上げます。