最近、我が家の厨房のレンジを新しいタイプのものに取り替えた
使い古してはいたが故障したわけでもないのに取り替えたのには2つの理由があった
まず第一の理由は、コンロの火の消し忘れから生じるであろう火災の恐れである
私は以前からアイ・エイチはあまり使いたいとは思わず調理の際には目で見て火の調節が出来る一般のガスレンジの方を選んできた
・・・が、私と主人の年齢を考慮すると、例えばレンジの火を消し忘れても火災に発展する心配の無いアイ・エイチに取り替えたほうが安心できると思ったのだ
そして第二の理由は我が家は主菜には魚を食べることが多く、しかも煮魚よりは焼き魚の方が多いの為、焼き魚用のロースターの劣化がかなり進んでしまっていた
主人と相談の上レンジ部分の交換を取り決め、東京ガスのスタッフにアイ・エイチへの交換希望を伝えた
数日後、東京ガスのスタッフが現場を検分にきた際に私に言った
「うーん、この厨房周りの電気の容量では小さすぎてアイ・エイチには取り替えられませんね。どうしてアイ・エイチに取り替えたいんですか?」
「まずは火の消し忘れが一番の心配なんです」と私がこたえると
「あ、それならアイ・エイチにしなくても今お使いのタイプの最新のレンジが火を消し忘れても自動で消えてくれますし、そもそも鍋をのせなければ火も点火しないように設定されていますよ」
私はこの説明で大いに納得し、元々はあまり気の進まなかったアイ・エイチは取りやめにして現在使用の同じタイプの最新版をお願いすることに決めた
1週間後には工事が行われ、見た目も美しい掃除のし甲斐のあるピカピカのレンジが設置されて大満足の私であった
しかし、このレンジには私達 ”焼き魚好き” にとっては大きな問題が伴っていたのだ
(そのお話は次回に)