海外からの吉報

先日、現在ロシアのサンクトペテルブルグ在住の小笠原征諭さんからの写真とメールが届いた

 

メールの内容は彼の近況とフランスのgrace(10/27~29)で行われたコンクールのソロ部門にて3位入賞との報告であった

 

先の現在スロヴァキア国立劇場ソリストの上中佑樹さんが昨年に獲得した1位該当者無しの2位入賞に次いでの彼の3位入賞の知らせは私にとってはこの上ない吉報である

 

私のスタジオは開設以来現在に至るまで常時、男の子は数人(2~3名)が在籍するに留まっている

 

その少ない人数の中から現在牧阿佐美バレエ団の中堅となって活躍中の石田亮一さん、上中さん、小笠原さんが育っていった

 

男性ダンサーは、自身の踊りにエネルギーを使うのは勿論だが女性とカップルで踊る際には女性を完璧にサポートする責任が課せられるので想像以上の体力と気力を要求される

 

小笠原さんが日本人のなかでも小柄なタイプに属するのに190㎝もある大柄な男性がゾロゾロいるロシアでプロとして活躍出来ているのは、ひとえに彼の弛まぬ努力とバレエへの情熱があるからに違いない

 

小笠原さんは来年1月に20歳の成人式を迎える

若さは様々な選択肢が可能となり、大いなる未来につながる架け橋でもある

 

今回の3位入賞をスタートラインに、異国の地で魅力あるプロ男性ダンサーに育っていくであろう小笠原さんに向けて、私は日本からエールを送り続けよう