東欧への旅(その3)

ドブロクニクの2日目は車を借り切ってクロアチアの代表的な名所の1つの”ポルトヴィッツ”に向かった

 

ポルトヴィッツはテレビやガイドブックで目にして、私がどうしても行ってみたかった<大自然がおりなす芸術>のような観光スポット

 

借り切った車に何時間も揺られて到着してみれば、圧倒的な人の数に私も皆も驚きのため息が・・

 

専門のガイドと供に3時間で歩けるコースを人の列に並びつつ景色に感動しながらひたすら歩き、シャッターポイントでは休憩方々写真を撮り合う

夕方前に現地を後に帰路にについたもののホテルに到着したのは夜の10時を回っており、遊びとはいえかなりハードな1日となった

 

明くる日はザグレブの駅から国際線の列車でハンガリーはブタペストに向かう列車の旅となったのだが、予期せぬ事態に我々はアタフタさせられることに・・・

 

ザグレブの駅から ”ストレートにブタペストまで” と思いきや、なんと!最初にのった電車は乗り継ぎ専用で30分したらとある駅で終点となり乗客は全員下車してバスに乗り換えさせられたのだ

 

皆が大きなスーツケースやリュックを抱え ”我先に” とバスの荷物置き場に向かい、次々に場所は荷物で埋まってゆくのに ”乗り遅れじ” と不慣れな私たちは悪戦苦闘

 

やっとのことで私達は5台の大型バスにちりぢりに乗り込み、バスは出発して走ること約20分

 

線路が見え始めたときには正直、ほっと胸をなで下ろす気分で今度は本物の<ザグレブ=ブタペスト>の国際列車に乗り込むことが出来た

 

列車の6人用のコンパートメント(個室)は他にお客は無く私たち専用となったことでようやく気分をリラックスさせることができ、そうなればランチのサンドイッチをほおばりながらの楽しいお喋りの旅と代わったのだった

 

   *写真はポルトヴィッツ→列車が途中で止まった駅(レトロで素敵)→ブタペストの駅のホーム