東欧への旅(その2)

予定から1日遅れてドブロクニクの空港に到着した私たちは2台のタクシーでアドリア海に面した街の丘に所在するホテル ”ヒルトンインペリアル” に向かった

 

ホテルに近づくにつれて人の数は多くなり、さほど広くない道のそこここに車が駐車しているせいもあり、人も車も渋滞状態となっていた

 

私たちはホテルで一休みした後、少し涼しくなった夕方に街中に出かけていき、名物のソフトクリームを食べたりお土産を買ったりお互いに写真を取り合ったり・・と楽しい散策を行った

 

私は前から探していたデザインの帽子が見つかったのが嬉しくて早速購入し、帰国するまで終始私の頭の上で重宝した

 

「夕方の8時がサンセットの見頃だよ」との街中で出会った物売りのおじさんの情報に従い、街の名所の一つであるケーブルカーに乗るべく地図を片手に・・・と言っても私は地図は全くの苦手につき場所探しは若い教師陣に任せて・・なんとか乗り場にたどり着いた

 

ケーブルカーの乗り場には既にかなりの人が並んでいたので

・・・8時のサンセットに間に合って乗れるかしら?・・・と心配したものの

スレスレのところで皆で無事に乗ることが出来、ケーブルカーで山の頂上まで運ばれながら美しいサンセットを堪能することが出来た

 

展望台に所在しているレストランは電話で予約しようと試みたときには”満席”とのことで断られたのだが、夫が再度レストランに掛け合ってみると幸いにもテーブルを確保することができた

 

私たち一行は美しい夜景を見渡せる席にて、それぞれに好みの美味しい料理に舌鼓をしながらお喋りをして楽しいひと時を過ごした

 

出発の時は不運に思えたが、ここへ来て幸運に恵まれたようで気分も浮かれ、先々の予定を思えば更なる期待に胸が膨らむ想いとなった