加藤家の1員、セキセイインコのキーちゃんは今日の午後3時30分頃に10年の生涯を終えた
昨年12月に精巣癌と甲状腺肥大で体調を崩し、入退院を数回繰り返しながらなんとか今日まで保ってきたが、ついに終止符を打つ時がきた
24日(金)の朝、食べたものを吐いた
いつもはこの状態になるとすぐに病院に搬送してそのまま7日~10日ほど入院して手当を受ける
今回は私はあえて入院をさせなかった
それには私なりに考えた末の決断があった
この半年間、キーちゃんは10日間入院して退院してくるとやや元気を取り戻し、調子が良い時には朝方「チュン、チュン」とか弱い声で囀ることもあった
でも、命のみを長らえさせるには小さな箱のような鳥かごで毎日を過ごし、外に出て飛ぶことも叶わず、毎日床に置いた止まり木に止まって食べて、薬の入った水を飲んで、ウツラウツラと寝るだけなのだ
・・私の良心をキーちゃんに押し付けるのはもうやめよう、彼を自然体に解き放とう・・
食べ物を吐いた後、キーちゃんは水さえも吐いた
そして25日からは1日のほとんど羽を膨らませて朦朧とし、私が話しかけると気を取り直して目を少し大きく開いていたが・・・
そして今日、眠るように彼は逝った
「キーちゃん、10年間ありがとう。安らかに・・」
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E子 (木曜日, 30 6月 2016 13:31)
可愛かったキーちゃん、旅立ってしまったのですね。でも小倉先生、ご家族の皆さまに 、たくさん可愛がられて、幸せな思い出と感謝を胸に、旅立っていったのでしょう。今頃、青空の下で心置きなく飛び回っていることでしょう。
合掌。
S子 (木曜日, 30 6月 2016 14:51)
そのように言っていただくと涙がでそうです。(悲しいからではありません)
心和むコメントをありがとうございました。