25日は月曜日でゴミ出しの日
カラスがゴミを狙ってカーカー
ゴミを出しに行って来た主人が
「ツバさん、巣にいたよ」 「そう、でも卵はまだかもね・・」と私
こんな会話の30分後
厨房で洗い物をしていると突然主人が
「ねえ、今カラスがガレージから出て行ってツバメが夫婦で鳴きながら追っかけていったよ。もしかして巣が狙われたのかな?」
ドキ! 不吉な予感に私は慌ててガレージ迄降りてみると、時既に遅し
巣の三分の二は壊されて、床に5つの卵が無残に割れて散らばっていた
私の身体中にどっと後悔の念が溢れ、涙も溢れた
巣の中を点検したわけでもないのに、山勘で・・・まだ卵は無いかも・・・
なんて勝手に決めつけて、カラスよけの機材を装填しなかった私の責任なのは明確
主人は主人で「うーん、ガレージのシャッターを半分占めたままにしておけば違ったかもしれないのに、上まで開けちゃったんだよなー」と責任を感じてる
・・・ツバメさん、ごめんなさい! でもお願いだから諦めないで・・・
心配と後悔でぼんやりとベランダに立って外を眺めていたら目と鼻の先の電線にツバメがいて、ピチピチと囀っていた
5つもの卵を破壊されての”悲しみの歌”なのか、再度の子造りに向けての”宣言の歌”なのか、いずれにしても巣を放棄する気はなさそうだった
2日後、私は壊された巣の反対側にある巣を修復すべく、せっせと働く逞しいツバメの姿を目にすることが出来た
「ツバメさん、今度こそはドジしないでちゃんとカラスよけを付けるから安心して!」
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