プリンセスの椅子

息子家族の新しいお家ができた

 

ご紹介した写真で孫の紗良が座っている椅子は以前は私のスタジオの自宅入り口に置いてあった

 

この椅子は34年前に私の自宅兼スタジオの建築が完成した際、師匠の牧阿佐美先生が ”新築祝いに” とプレゼントしてくださった私にとっては思い入れ深い椅子

 

息子夫婦が3年近いアメリカでの仕事を終えて帰国し、名古屋に住まいを決めた際に彼らからの希望でこの椅子は30年振りに我が家から離れて息子夫婦のマンションの居間に置かれた

 

そして今回、藤沢での新しい住まいには紗良のお部屋がつくられ、今度は紗良の希望で写真のように愛らしいピンクのカーテンの下に置かれた椅子にプリンセス気取りの紗良が座ることとなった

 

牧先生からいただいた大事な椅子だが、このように若い世代に引き継がれて大事に有効的に使ってくれれば牧先生も納得して喜んで下さるに違いない

 

椅子の方だって三世代にわたって使われるなら椅子冥利につきるのではないかと思うが、こればっかりは椅子に聞かないとわからないかも・・・W