お雛さま

今月の中頃、主人は友人たちと北陸は金沢巡りの旅行に出かけて行きました。

 

十数年前に私と主人とで金沢を旅行した際、九谷焼の陶器のお店でお皿や陶器のスプーン(レンゲ・ティースプーン)を購入しましたがとても使いやすく現在に至るまで重宝しています。

 

しかし、長年の間にに不注意から落として割ってしまったりで補充したいものがあり、主人に同じ店での購入をことづけたところ、主人は私からの頼まれものの陶器以外に”紗良のお節句”にと

九谷焼のお雛さまを買ってきました。(写真左)

 

紗良には紗良のママ手持ちの昔ながらのお雛さまがあるのですが、このように大きさも手ごろで

どこにでも簡単に飾れる陶器のお雛さまも中々にお洒落です。(縦18センチ未満)

 

ついでにご紹介した写真右のお雛さまは実は鈴なんですよ。(縦横5センチ未満)

頭についているリボンをつまんで揺らすとさわやかな癒し系の音がして可愛いです。

 

私は小学生のころまでは金沢八景に住んでいましたが、その頃の小倉家のお節句といえば赤い毛氈を敷いた雛段に母が大きな箱から<お内裏様・三人官女・五人囃子に右大臣・左大臣・・・>などの人形達と付属品を出して順序良く飾り付け、又お節句が終ると雛人形の一体一体を丁寧に薄紙に包んで箱にしまっていたのを覚えています。(いつも手伝わされました)

 

私も昔は紗良のように小さい女の子で時と共に今の歳になった訳ですが、やはりお雛さまを目にすると子供の頃に帰ったようで気持ちが華やぎます。

 

後一週間ほどで 3月3日 ”桃の節句”です。

腕をふるって美味しいチラシ寿司でもつくろうかと思っています。