余生を楽しく

我が家のペット、セキセイインコのキーちゃん(11歳)

 

 7月中旬に精巣癌と甲状腺肥大の病が発覚したものの、きめ細かな治療のおかげで元気を取り戻し、激減していた体重もやや標準くらいまでに取り戻した


でも、病は確実に進行していた


表向きは正常を保っているように見えても3週間程前からは体重も徐々に減って、今では入院時の34gにまで落ちてしまった


でも鳥かごのお掃除や餌の交換をするために私が近づくとキーちゃんは

・・・もしかして外に(籠の)飛ばせてくれるの?・・

と期待しているように入口まで来てソワソワする


病院の先生は ”安静が一番” と、鳥かごも小サイズのものを指定して

「あまり外には出さない方が体力を温存できます」と・・・


先生の指定に従っての看病をしていて、ある日私は思った


安静にして薬を飲み続けていけば病が回復していくのなら、心を鬼にしてキーちゃんの 

”外を飛びたい” 要望も無視するけど、もう打つ手は無くこのまま静かに命の尽きるのを待つだけならせめて1日一回、少しだけでも外に出してあげたい


そしてキーちゃんは1日に一回、10分~20分は鳥かごの外に出してもらい、お気に入りのドアーの上で毛繕いしたりカーテンにぶら下がったりして気分転換が出来るようになった


新年は迎えられないかもしれないキーちゃん


それなら残された日々は出来るだけ安息に、鳥らしく、楽しく過ごしていこう