秋から本格的な冬になる境い目の時期は枯葉の季節です。
特に私たちの町内、中通りの歩道に植えられている樹の葉は大きくて箒などでは掃き集めることは出来ません。
普段は朝、主人が1階の玄関と駐車場のシャッターを開けるときに枯葉の掃除をしてくれていますが、時々は私もやります。
袋片手に手でかき集めるのが一番有効な手段であることが分り、ときおり吹いてくる風が大きな枯葉をさらっていくのと闘いながらせっせとかき集める作業は無心になれて、気分転換にもなりました。
枯葉は汚れたイメージもありますが、見方によっては詩的な要素も感じられます。
現にフランスには「枯葉」と題した有名なシャンソンもあり、私が若い頃には美和明弘さんや石井好子さんが歌って好評を得ていました。
バレエでもアンソニー・チューダ振付「リーヴスフェイディング」-(葉は色あせて)という素敵な作品があり、私はその作品の音楽と踊りが与えてくれる感性にいつも感動を覚えます。
間もなく藤沢市の公園課からの依頼による職人さん達が来て、<中通り>の樹々の枝は枯葉ごと切り落とされて丸裸になるでしょう。
でも来年の春先、枝先には再び若葉が芽吹いて樹は生の営みを始めます。
私は枯葉が好きです。
訂正:「葉は色あせて」の振付をジェローム・ロビンスと銘記していましたが私の勘違いで、正しくは
アンソニー・チューダです。
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