8月5日(水)に上野の文化会館にて開催中の<世界バレエフェスティバル>を観てきました。
夏の時期には発表会やコンクール等で多忙なために<世界バレエフェスティバル>とは10年以上ご無沙汰していたこともあり、今回はとても楽しみで観に行く日を心待ちに数えていたほどです。
胸ときめかせながら着席して、開幕のトップを飾ったのはベルリン国立バレエのヤーナ・サレンコと英国ロイヤルバレエのスティーブン・マックレーのカップルが踊るG・バランシン振り付け「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
私はこの作品には、特別に興味深い思いがあったのです。
何故かというと、「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は私の所属する牧阿佐美バレエ団でも度々上演していた時期があり、作品指導に来団していたP・二アリー女史の音楽に伴ったテクニックとスタイルに対する厳しい指導振りが私の脳に焼き付いていたからです。
そんな思いを抱きながら観ていた彼等の踊りは正に期待通りで、この作品における様々な約束事からスタイルの特徴に至る全てを完璧にこなした上、更に彼等の個性と作品に対する想いまでが私の身体に伝わり、思わず ”二ッ” と口元が緩んでしまったのでした。
そして・・・なんてステキなの!・・・
と感動すると共に、今迄溜まってた様々なストレスがスーと身体から抜け出て何とも言えない幸せ感に包まれながら,その時私は思いました
・・・サマーバレエコンサートを10日後に控えた慌ただしい間を縫って、思い切って今日このバレエに足を運んで良かった・・・と
続きは(その2)で。
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