私が腰痛の時通院している鍼専門の治療院は、我が家から自転車で5~6分の場所にあります。
腰を痛めると長い時間歩くのはつらく、そうかといって車も乗り降りの際には腰に予定外の負担がかかるので、結局は自転車が一番無難なのです。(私のは電動式)
治療院に向うときはいつも本町小学校の前の道を通って国道に出るのですが、その道沿いにチョット不思議な
八重桜の樹を見つけました。
写真を見ていただくと分かるとおもいますが、ほんのり薄いピンクの花達の中に濃いピンクの花が一つだけ場違いのように顔を出していたのです。
私はしばらくの間、腰が痛いのも忘れてこの不思議な桜の樹に見入ってしまいました。
こういったミスマッチのようなことは桜に限らず植物ではよくあることなのかも知れませんね。
薄雲のように一色の桜で埋め尽くされている風景もファンタジックで素敵です。
でも、この樹を見たとたんに私は
<美しいコール・ド・バレエ(群舞)の中に降って湧いたようにプリマバレリーナが佇んでいる>
そんな風に思えて小さな感動を覚えました。
腰痛だったからこそ出会えたチョット不思議な桜・・・来年にはどのように花を咲かせるのでしょうか?
**この後、この木は桜ではなく<花もも>という種類らしいことが判明しました。
そもそも濃いピンクの花はミスマッチではなく、最初からこのように咲く予定なそうな。
ウーム、ますます不思議になっちゃいました!
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