今度は吉野桜

 藤沢駅ルミネの入り口に飾られていた東海桜は、吉野桜に代わっていた。


前回の薄紅色の花を沢山つけていた東海桜の華やぎに比べて、今回の吉野桜の白い花は清楚な魅力で、ひっそりとつましく佇んでいた。

 

やっぱりね。  前回のときに思った。

・・一回で終わりにはせず、種類を変えた桜を飾って駅に”春らしさ”をアピールするのでは・・と

 

自分の予感が的中したことでチョット得意な気分。

 

前回同様<エドヒガシ系のオオシマサクラの交配で生まれたと考えられるサクラの園芸品種>と注釈があった。

 

私は桜と言えば染井吉野か山桜、名前は知らないけれど八重桜やしだれ桜があるくらいは知っていた。

東海桜や今回の吉野桜の注釈を読んで<交配>という文字が気になり・・・この調子でいくと桜も際限なく様々な種類が誕生していくのでは・・・と

 

インターネットで<桜の種類>を検索してみた。

 

なんと!パソコンの画面にはズラリと様々な種類の桜が28種以上も並んでおり、予想外の多さに今迄の自分の無知を思い知る。

 

白い桜、白に少し緑がかった桜、薄いピンクの桜、濃いピンクの桜、八重桜、有名なしだれ桜等々、それぞれ顔つきが違う桜には皆名前がつけられていた。

 

パソコンの無かった時代には専門家以外には知るよしも無いことでも、今では1分で覗き見できるようになった。

 

良いことか悪い事かはわからないけれど、とりあえず今の私にとってはありがたいことに思える。

 

                  冬は終わり、花の季節を実感する。