インプラント手術の日(その1)

昨日 私はインプラントの手術を受けてきました。 

 

私の下の奥歯3本をインプラントにする計画は昨年の秋頃に始まりました。

 

11月の中旬に手術の予定でしたが、ちょうどその頃に私は性質の悪い風邪に捕まってしまいキャンセルとなったうえ、その後の仕事の都合などを考えあわせた結果伸びに伸びて3月20日となったのです。

 

手術をして下さることとなった歯科の院長先生は優秀なインプラントの専門家なので全幅の信頼を寄せていたものの、やはり根が臆病者の私は不安で胸が一杯でした。

 

治療台に座り待機している間にも生唾がでてきて我ながら胆の小ささにあきれてしまい・・・この期に及んで取り消しなんて出来る訳ないのだから覚悟しなければ・・などと自分を叱咤激励する始末。

 

数分後、院長先生がいらして

「これからインプラントの手術を行いますので、まず麻酔をします」  ドキドキ・・


 背もたれがググーと倒れると同時に頭上の照明がパッと点灯し、先生の手には例の音楽の流れる麻酔注射器が。

 

歯茎を消毒された後、注射針が私の歯茎に射しこまれて予想通りに音楽が流れてきたのですが、なんと!前回のは幼児向けの童謡だったのに今回は「クルミ割り人形」の<花のワルツ>だったのです。

 

痛ッと思うより、耳馴れた<花のワルツ>の音楽が

タララ ラーララー・・どの辺までのメロディが設定されているのかしら?・・なんて考えているうちに終了。

 

きっと院長先生の配慮で私のストレスを少しでも緩和できるようにバレエ音楽の注射器を用意して下さったのでしょう。

 

先生、ありがとうございます!   (その2へ続く)