ゲストの魅力

ご紹介した写真は2月28日、3月1日に<ゆうぽうと>にて開催された

牧阿佐美バレエ団公演

「眠れる森の美女」の初日終演後、

楽屋において撮影されたものです。

 

写真上は右からゲストダンサーのデニス・マトビエンコ氏、オーロラ姫を演じた伊藤友季子さん、私です。

 

写真下は中央がゲストコーチのエリザベス女史、左はバレエミストレスの沢田さん、右が私です。

ロシアはマリンスキー劇場のプリンシパルであるD・マトビエンコ氏は日本では牧阿佐美バレエ団の他新国立劇場バレエ団でも長年にわたりゲスト出演をしてきており既に多くのファンを得ています。

 

今回、マトビエンコ氏とは本番の4日前から共にリハーサルを重ねてきましたが、彼の少年のような明るさと人柄の良さに加え、踊り出すと別人のように役柄にはまる芸術性にはすっかり魅了された私でした。

 

エリザベス女史は英国ロイヤルバレエ団の「眠れる森の美女」の王妃やカラボス役では絶賛されている芸術家で、今回は牧阿佐美先生が特別に依頼なさっての来日となりました。

 

彼女もエレガントを絵に描いたような方なのにもかかわらずとても気さくで、王妃、リラの精の指導に留まらず目についた箇所の多くのダンサー達に素晴らしいアドヴァイスをくださり、作品のレベルアップに協力して下さったのです。

 

本番直前の通し稽古から舞台リハーサル、そして緊張の本番へ・・・と肉体的にも精神的にも疲労の溜まる仕事なのですが、やはりもともと大好きなバレエである上に今回のような魅力いっぱいのゲストを迎えての時間はバレエ冥利に尽きるとでも言うのでしょうか・・・

 

バレエに出会えたことを神様に感謝したい気持ちでいっぱいになりました。