神奈川県民ホール開館40周年記念
上野水香プロデュース
「ジュエルズ フロム ミズカ」は
昨日の11月29日(土)PM3:00より神奈川県民ホールにて開催されました。
写真はプログラムの表紙を私が撮影したものです。
特別ゲストにウラジミール・マラーホフ氏とルイジ・ボニーノ氏を迎え、他は彼女の所属している東京バレエ団のダンサー達の賛助出演によって2部仕立ての構成です。
私はマラーホフ氏の踊りを見るのは久々なので楽しみの一つでもありましたが、「瀕死の白鳥」を踊るマラーホフ氏の美しい線と動きは、才能とキャリアで磨き抜かれた感性によって、バレエ芸術の醍醐味を味あわせてくれるものでした。
水香さんはローラン・プチの作品<マ・パヴロヴァ><シャブリエ・ダンス><チーク・トウ・チーク>の他<ドン・キホーテ>第3幕ハイライト の4作品を踊られましたが、どの作品も当然ではありますが彼女の得意とする作品ばかりでその魅力をあますところなく披露され観客の感動を呼び起こしました。
特に最後にルイジ・ボニーノ氏をパートナーに踊られた<チーク・トウ・チーク>はボニーノ氏との息もピタリと合い、プチ氏の粋な振付と軽快なリズムが水香さんとボニーノ氏の動きと一体となり、観る者をも巻き込んでいくほどでした。
水香さん初のプロデュース公演「ジュエルズ フロム ミズカ」は幾度ものカーテンコールと盛大な拍手に包まれて幕をおろしました。
水香さん、素敵な公演でしたよ。お疲れさま!
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