ロンドンから帰国した日の夕方、ラッキーのお尻の近くに新たなオデキを発見し、私はラッキーの今までの経緯から考えると・・尋常では無い・・と感じました。
翌朝かかりつけの獣医を訪ね、診療した後の血液検査の結果は驚くべきものだったのです。
はっきりした病名は無いものの、ラッキーの身体は免疫異常を起こして白血球が赤血球を攻撃してしまい、結果として極度の貧血の状態となっていました。
それだけではなく、皮膚の脂肪層が反応して身体のあちこちに出来物が出来てしまったのです。(足の裏まで)
遡って考えてみれば瞼の出来物も耳の近くの腫瘍もこの免疫異常が原因だったのかも知れません。
ラッキーは3日間の入院の間に免疫を抑えるステロイド治療を行って様子をみることになりました。
私の心は不安でいっぱいになり
・・・もしかしてこのまま悪化して死んでしまうかも?・・・と毎日が気もそぞろでしたが、獣医からの電話の結果報告は希望がもてるものでした。
ステロイド治療の効果は思ったより良好に進み、1日~2日で赤血球は増えはじめラッキー自身もあきらかに元気を取り戻しつつあるとのことだったのです。
早速、ラッキーの好物のミルクボーロを携えて面会に行くと、ラッキーは大喜びでゲージから出てきて(点滴の管を脚に付けたまま)ボーロを美味しそうに食べてくれました。
まだまだ安心できるところまでではないものの、今すぐ命が・・・という段階は脱したようなので、これからはじっくりと病気と向かい合ってラッキー共々頑張るつもりでいます。
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