「三銃士」開演前

3月8日~9日の牧阿佐美バレエ団公演「三銃士」は好評のうちに終了しました。

 

写真は9日の開演間際のステージです。

ダンサー達は本番を直前にして再度、踊りや役柄の確認中ですが私は公演2日目という事もあり、ダンサー達の様子を視ながら急に思いついたようにシャッターを切ってみました。

私の携帯は旧式なうえに、ダンサー達は動いているので画像はピンボケ状態なのですが、こういうのもたまには面白いのでは?・・・

 

開演直前の場合、人にはそれぞれの過ごし方があります。

緊張を解くことに重点をおく人、あくまで技術にこだわる人、自身の役柄や踊りの流れ全般の確認をする人など、様々です。

 

私達バレエミストレスは舞台リハーサルは既に終了しているので、ダンサー達の疲労感も考慮しながら質問を受けたり更なる確認のための注意をしたりしています。

 

ダンサー達は数分後には幕が上がりオーケストラの音楽と共に踊り演じる訳ですが主役、ソリスト、コールドバレエ、それぞれが自身の役割りを果たしつつ一丸となって魅力ある舞台を作り上げていくのです。

 

しかしながら皆、機械ではなく人間なので最善を尽くしても本番中には少しのミスや事故のようなことも起こり得ます。

今回の公演でもすべてが完璧に進行したとはいえませんが、公演が終了した際の客席の盛り上がりを見れば良い出来栄えだったことがうかがえ、私達スタッフも役割を果たせたことに喜びを感じる瞬間となりました。

 

ダンサー、スタッフの皆様「お疲れさま!」