10月15日未明から16日朝にかけて関東広域を襲った台風26号。その時の私の1日の話です。
藤沢市は朝には雨風もややおさまってきていて、交通情報によるとJRも動きはじめていました。
私は牧バレエ団の公演を週末に控えていることもあり、鉄道の混乱は覚悟の上で藤沢駅に向かいましたが、ホームに入ってみるとあまりの人の多さにビックリ。
8:05の電車は11:40頃に到着したものの大変な混みようなので見送り、次も、次もと、3台目にやっと乗車できてとりあえずは一息。
車内はグリーン車ともいえないくらいの混みようで、検札の女性も歩くことも出来ないのでノーチェック。(チョット腑に落ちない?)
品川駅で下車して山手線のホームへ向かおうとしたら、ホームが人で溢れて危険なので階段の入り口で駅員が入場規制をしていました。
しばらくは無理。とあきらめて、ひとまず<スナックカフェ>に入りランチを摂りながら小嶋直也さんに連絡を入れて現在私の置かれている状況を説明してリハーサルにはそうとう遅れてしまうことを示唆。
30分後には中野に向かうことが出来て2:10に中野に到着し、急ぎ脚で今回ばかりはわき目も振らずに歩いていると、すぐ後ろの方でロシア語らしき会話が聞こえてきたので振り返るとなんとプリセツキー先生と夫人が仲良く手を繋いで歩いてました。(私はお二人の姿も目に入らないくらい前ばかりを見て通り過ぎて)先生の方も驚かれてお互いに気が付かなかったことに笑って挨拶を交わし3人でバレエ団に向かい、無事にリハーサルに臨むことが出来ました。
26号の台風には振り回され、様々な形での被害をこおむった1日でした。
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