「椿姫」の主役ゲストが来日

「椿姫」の公演も一週間後に迫った今日、主役を踊るゲストダンサー2人を交えてのリハーサルが行われました。

 

ダリアさん(女性ゲスト)は170センチ以上の長身で旅の疲れも見せずに気迫も踊りも精力的。美しい肢体が音楽に溶け込む。

 

ディビットさん(男性ゲスト)の方はひょうきんな性格で、日本語で「疲れた!」とか「ありがとう」などを交えながらもいざ踊るとなると、手抜きはせずに真剣。            ちなみに本人の一番好きな作品は「マノン」のデグリュー役(ロイヤルバレエ団で踊っている)で日本食は<しゃぶしゃぶ>

 

流石、元ロイヤル・バレエ団プリンシパルとマリンスキー劇場バレエ団の新鋭の組み合わせとあって動きも表現もダイナミック!濡れ場のシーンでは衣装もメイクも無いのにもかかわらず、渾身の演技にぐんぐんと引き込まれてしまいました。

 

バレエ団のダンサー達も彼らに刺激されてかいつにもまして頑張って動き、いつもは姫役で主役の伊藤友紀子さんと青山季可さんはソリスト役にまわり2幕ではキャラクターシューズを履いての情熱的なスパニッシュダンスに大奮闘。振付家のプリセツキー先生も満足のご様子でした。

 

牧先生はじめ居並ぶ教師陣からも終始激が飛び、スタジオは緊張と活気に包まれ、作品に命が吹き込まれていきます。