新国立劇場バレエ団の「ドン・キホーテ」

今日はスタジオが5週目でお休みなので急きょ新国立劇場の「ドン・キホーテ」全幕を見にいってきました。バレエの「ドン・キホーテ」にはいくつかの版があって、版によっては物語の進行(場面の順)に多少の違いがあります。新国立劇場のはゴロスキー版で私の所属する牧阿佐美バレエ団と全く同じなこともあって、より興味深く楽しめバレエミストレスの私にとっては良い勉強にもなりました 。

 今日の主役はキトリに川村真樹さん、バジル役には厚地康雄さんが演じ二人とも長身な上にプロポーションも良いのでで衣装も似合い踊りもダイナミックに見えました。エスパーダ役の福岡雄大さんも粋でカッコよく酒場のシーンの厚木三杏さんの<カスタネットの踊り>には感激!でした。

牧阿佐美バレエ団の公演では私自身がバレエミストレスという立場上舞台を楽しんで見ることは無く、いつもチェックしたり心配したり安堵したりの連続なので今日は久方振りにゆっくりと楽しんで見ることが出来、有意義な一日となりました。